Cookpad Staff blog

クックパッド株式会社の社内の様子をお届けします。インターンシップやアルバイト募集情報などもたくさん更新していきますので、お見逃しなく!

クックパッドトップへ

みらくいたんが mirakui さんに聞く、「Lifestyle Product Award」

こんにちは! みらくいたんです。

今回は、現在開催中の「2017 Lifesyle Product Award by Cookpd」 について、mirakui さんことクックパッド CTO の成田さんにお話をうかがいたいと思います! 「Lifesyle Product Award」とは何なのか? なぜ開催しようと思ったのか? 根掘り葉掘り聞きたいと思います。

では、さっそくいってみましょう!

f:id:cookpadtech:20171207134429j:plain

みらくいたん:mirakui さん、こんにちは! 今日は「Lifestyle Product Award」について教えてください。

mirakui さん:あ、みらくいたん! もちろんです〜。

より良い生活を目指す「Lifestyle Product Award」

みらくいたん:現在開催中の「Lifestyle Product Award」ですが、これはどういうアワードなんですか?

mirakui さん:「生活をより良くするサービス」をテーマに、2017年に開発されたインターネットサービスまたはモバイル・アプリケーションを募集しているアワードです。そして、その中から優れた作品を「Lifestyle Product Award」「優秀賞」として表彰する予定です。

応募してくださる作品には、生活に根ざした課題が設定されていたり、それを優れた視点と技術力で解決されていることを期待します。また、領域はあえて料理だけに限らず、「生活」という広いテーマで実施しています。なぜなら、日々の課題は料理だけにとどまらず、ありとあらゆるところにあると考えているからです。

ちなみに審査員は、私はもちろんのこと、 代表執行役の岩田やクックパッド創業期から活躍するエンジニア兼コーポレート戦略部本部長の橋本などが務めさせていただく予定です。 賞金も設けていて、Lifestyle Product Award に選出されると100万円、優秀賞だと30万円をご用意しています。※1 ちなみに、募集期間は2017年12月31日までなので、まだ間に合いますよ!

みらくいたん:なるほど。僕も応募できますか?

mirakui さん:もちろん! 個人でもグループでも応募可能です!※2

生活者の課題解決に取り組む仲間を応援する

みらくいたん:アワードの概要はわかったのですが、なぜそれを開催したいと思ったのか理由を教えてもらえますか?

mirakui さん:クックパッドは「毎日の料理を楽しみにする」ことをミッションとして、生活者の課題解決に日々取り組んでいます。そして、世の中には私たちと違うやり方で、同じように生活者の課題解決に取り組んでいる人たちがたくさんいるはずです。彼らにスポットライトがあたる場を増やし支援することで、彼らがもっと活躍できる世の中にしたいと考えています。 生活者の課題を解決することは、すごく良いことであり世の中を良くすることにつながるので、それができる人はみんなの憧れの的であってほしいと思っています。そして、このアワードをきっかけにそれに取り組む人が一人でも増えてほしいと願っています。

f:id:cookpadtech:20171207134444j:plain

みらくいたん:「生活者の課題解決」がとても重要なキーワードなのですね。では、アワードを選出するにあたって、もう少し具体的に作品のどのようなところをポイントに審査するのか教えてもらえますか?

mirakui さん:一番のポイントは、どういう課題に取り組むかだと思います。生活にまつわる課題はとてもたくさんあり、解決されていることの方が少ないぐらいです。そして、それらを片っ端から解決したくもなります。ただ、その中からどれを選ぶかでサービス開発のセンスが問われると考えています。

例えば、解決可能な課題を選んでいるのか? とか、その課題が解決されると根本的に生活スタイルが変わって毎日楽しい時間が3時間増える、とか。根本的なことであればあるほど、生活スタイルにイノベーションを起こせると思います。また、大多数の人が毎日直面する課題であればあるほど、解決するコスパがいいとも言い換えられます。 一つの大事なことは、それを解決することで多くの人の生活の一部がハッピーな時間になるかどうかだと思います。

また一方で、特定の人にフォーカスした課題解決もすごく良いと思っています。例えば、ターゲットを独身の30代男性だけにフォーカスさせるなど、似たような生活を送っている人たちに焦点をあてるということです。特定の人が非常に困っている課題を解決をすることの可能性はとても大きくて面白味があると感じます。それも筋のよい課題解決につながるのではないかと思っています。

要約すると、ターゲットや課題の設定は、広く浅くか狭く深く設定する必要があると考えています。そういったところもポイントにして作品を拝見していきたいと思っています。

みらくいたん:どういったユーザーのどんな課題にフォーカスするのか、ということが重要なポイントになってくるのですね。

ユーザーからのフィードバックを大切にするクックパッドのサービス開発

みらくらいたん:「Lifestyle Product Award」についてはよく理解できました。ところで、その背景にあるクックパッドのサービス開発についてももっと知りたいです。クックパッドではサービス開発をする上で何か大事にしていることはありますか?

f:id:cookpadtech:20171207134416j:plain

mirakui さん:一番大事にしていることは「ユーザー目線」です。実際に使ってくれるユーザーからのフィードバックをとても大切にしています。自分たちで開発したサービスが良いかどうかは自分たちでは客観的に判断できないと思います。 つまり、ユーザーがそれを使ってみて初めて良いサービスなのかどうかがわかるということです。そして、良いサービスであればお金を払ってくれるし、そうでなければ使われずに忘れられます。

そのため、クックパッドのサービス開発では常にユーザーからのフィードバックを取り入れるようにしています。たとえば、サービスの企画段階であるプロトタイプからユーザーテストをしています。そこでユーザーにサービスを使ってもらった時の反応を観察したり、ご意見をいただいたりしてサービスに反映する。そして、それをまたユーザーテストする。そうしてユーザーからのフィードバックを繰り返し反映することで、プロトタイプの改善サイクルを回していきます。

加えて、リリースした後もすごく重要な改善期間だと考えています。クックパッドでは「リリース後9割」という言葉があります。その言葉の真意は、「リリースして終わりではなく、リリースしてからが本番」という意味です。

ユーザーテストとは違い大多数のユーザーにリリースすることで、意図しない使い方であったりフィードバックをいただくことが往々にしてあります。加えて、行動ログ解析などの分析をすることで、より一層サービスを改善することができます。 そういったユーザーからのフィードバックと一連の改善サイクルが、クックパッドのサービス開発では非常に大事にされています。

そのためアワードでも、開発したサービスをしっかりとユーザーに利用してもらってフィードバックを得ているか? そのフィードバックをサービスに反映し改善を行っているか? という点も重要な審査基準であると考えています。

選択肢を持つことが人生の豊かさにつながる

みらくいたん:クックパッドが、生活者の課題解決をすごく重要なものだと考えていることはわかりました。では、その結果、どういう世の中を目指しているのですか?

mirakui さん:まず、「生活者の課題を解決する」ことは「便利になる」「時短になる」こととイコールではないと考えています。大切なことは、それにより選択肢が増えることです。

もう少し具体的に説明をすると、便利にすることを目的に生活者の課題解決を突き進めると、今まで家事に使っていた1日の数時間をもう家事に使う必要はなくなるかもしれません。そしてその先、AIが進化し料理を作ってくれるようになり後片付けも一切しなくてよい世の中になるかもしれません。 ただ、それが本当よいことなのか、便利になることが生活の豊かさにつながることなのかは真剣に考えるべきだと思います。

人間の本来の豊かさとは、自らの自由意志でやるべきこと、やりたいことを決定できることだと考えています。逆に豊かでない状態というのは、毎日やるべきことに追われてまったく選択肢がないことです。 選択肢のある中で、生活状況や食べたい物や家族の健康状態に合わせて、自らソリューションを選べる生活こそが豊かな生活だと思います。

f:id:cookpadtech:20171207134400j:plain

例えば、スーパーで野菜を買う人もいれば、家庭菜園で自ら野菜を育てて収穫する人もいます。家庭菜園は手間も時間もかかるし、虫や天候にやられてダメになることもあります。それでも、それを通じて野菜を育て収穫することで、子供に食育を行えたり、摘みたての野菜を美味しく食べられることに価値を感じ生活が豊かになると考える人がいます。 どちらを選択してもよいのです。どちらの選択肢がよりその人にとって価値のあるものなのか、より人生を豊かにしてくれるものかが重要なのです。

つまり、面倒なことを減らすだけがソリューションではないのです。便利にすることだけではなくそれ自体が楽しくなること、付加価値が増えることが大事なのです。ソリューションがたくさんあることで多様性が生まれ、それがより良い世の中につながると考えています。

アワードに置き換えて言うと、課題の解決方法はたくさんあればある方がよいのです。その中から何を選ぶかはユーザーが決めればよくて、その選択肢が多いことが世の中の豊かさにつながり、最終的により良い世の中に繋がってほしいと願っています。

みらくいたん:そういう世の中になることを僕も願っています。「Lifestyle Product Award」が盛り上がると良いですね! では、インタビューにご協力いただきありがとうございます!

mirakui さん:こちらこそ、ありがとうございます! 「Lifestyle Product Award」の受賞者は、2018年2月10日(土)開催予定の Cookpad TechConf 2018 でも表彰される予定です。僕も、とても楽しみにしています! それではまた〜。

関連記事: techlife.cookpad.com

※1:優秀賞は3作品、 Lifestyle Product Award は優秀賞の中から1作品を選出いたします。ただし、賞によっては「該当作品なし」とさせていただく場合がございます。
※2:個人またはグループ(3名程度まで)での応募が可能です。法人名義で公開されたアプリケーションの応募はできません。

Powered by はてなブログ