Cookpad Staff blog

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クックパッド新入社員研修3つのポイント

こんにちは。人事部の大嶋です。
2016年4月、クックパッドに新卒社員19名(過去最大人数!)が入社してくれました。そんな彼らに今年は3ヶ月の新入社員研修(以下、新卒研修)を実施。研修を終えた7月からは最前線で活躍してくれています。

少し時間が経ってしまいましたが、3ヶ月も研修で何をしていたの?クックパッドならではの研修ってあるの?今日は、そんな視点で新卒研修についてご紹介したいと思います。

f:id:cookpadtech:20160822161836j:plain (入社式ではクックパッドのロゴ入りケーキで新入社員を歓迎!)

新卒研修って本当に必要?

毎年、新卒研修を企画する際に、「まず研修って本当に必要なのか?」ということを考えるようにしています。

クックパッドには、ありがたいことに毎年、技術力の高いエンジニアメンバーや学生時代に様々な経験を積んできたメンバーが多く入社してくれています。内定者期間からアルバイトとして、現場で活躍してくれている人も少なくありません。

では、そんな彼らになぜ新卒研修を受けてもらうのか?それは、彼らに対し「これからのクックパッドをリードし、カルチャーをつくりだしていく担い手」になってほしいという期待があるからです。

個人的には、仕事にすぐに役立つスキルを身につけるという視点で考えれば、OJTや現場での経験を積むこと以上に力がつく方法はないと思っています。

しかし、研修という、仕事の現場を離れた環境で実施するからこそ、

  • 知識の集中インプット
  • 短期間で会社や事業全体を知る経験
  • 現場での成長を加速するためのマインドセット

といったことに集中して取り組め、配属先の環境だけに依存しない育成ができると考えています。

新卒研修の目的とプログラム概要

これらの考え方を踏まえて、新卒研修の目的を設定し、プログラムを設計しました。

【目的】配属後に業務を通じて、自分で成長できる下地(マインド、基礎知識、スキル)をつくる

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「伝わる」研修を考える上での3つのポイント

研修の内容そのものが大切なのはもちろんのこと、いかに「伝わる」研修にするかを考え、今年は3つのポイントを意識して研修を考えました。

その1:「楽しさ」から学ぶ

学びを深めるためには、まず研修のテーマ自体に関心を持つことが必要。けれど、ビジネスマナーや財務など必要性は感じるものの、そこまで興味はないテーマもあるというのが正直な気持ちではないでしょうか。さらに、知識系のインプットが中心となる研修は座学の割合が高くなりがちで、「そんな研修も受けたなぁ」という印象で終わりがち。そこで今回は、研修に「ゲーム要素」を入れることにチャレンジしました。

各研修に盛り込んだゲーム要素をご紹介します。

<「間違い探し動画づくり」でビジネスマナー研修>

4月初旬に2日間で基本的な知識をインプットした後、1ヶ月後にさらなる知識の定着を図るために、自分たちで「ビジネスマナー間違い探し動画」を作成し、チーム対抗で得点を競い合うという研修を実施しました。このようにゲーム形式にすることで、以下の2つの要素を盛り込むことができました。

  • 問題作成時に「見落としがちなビジネスマナー」を自分たちで主体的に復習することができる
  • 動画を撮影することで、自分たちがビジネスマナーを実践する姿を客観的に見て確認することができる

f:id:cookpadtech:20160822162915j:plain (頭で理解していることを実践することは案外難しい…)

<「ボードゲーム」で財務基礎研修>

職種に限らず、事業やサービスを生み出すうえで財務諸表が読めるスキルは不可欠!
とはいえ苦手意識を感じやすい分野でもあるため、今年はボードゲーム形式での研修を実施。

f:id:cookpadtech:20160822163230j:plain (みんな研修であることを忘れて?白熱!)

その2:体験から学ぶ

座学では学びきれない要素、例えば、「チームワーク」や「料理や食への関心」「サービス開発の経験」などは、体験を通じて「重要性を感じる」、「意識を向けるキッカケをつくる」「今の自分の力を知る」ことを意識しました。

<合宿研修>

強い個人であることは重要。でも、チームだからこそできることがある。 一泊二日の合宿研修で「チームの力とは」を体感するためのアクティビティを体験。 合宿を通してグッと同期の距離が縮まっているのを感じた2日間。 f:id:cookpadtech:20160822165555j:plain (合宿2日目には自然と円陣を組むほどの一体感が)

<農園研修>

農家の方に畑を利用させて頂き、3ヶ月の農園研修を実施。もともとクックパッドの新卒研修では「収穫体験」は実施していたのですが、食や料理に関わるプロとしてより深く食や料理と向き合うことやチームでのプロジェクト経験を目的とし、「収穫体験」だけではなく、0から畑を耕すを経験。 f:id:cookpadtech:20160822170706j:plain (初日は土を耕して、畝を作るところから)

f:id:cookpadtech:20160822170751j:plain (3ヶ月目にはこんなに立派なカブも収穫できました!)

<サービス開発実践研修>

昨年に引き続き、社内の「課題」を見つけ、解決するプロダクトを企画から開発までを行う研修。 今年は「新卒採用チーム」「ワークプレイス(総務)」「ヘルプデスク」の3部署の課題をテーマに、チームで2週間のサービス開発に取り組みました。新卒研修の集大成となるこのプログラム。学んだことを実践してみることで、3ヶ月の成長を感じる一方、今の自分にまだ足りない部分を痛感する機会となり、配属後の課題も見えたようです。

f:id:cookpadtech:20160822171334j:plain f:id:cookpadtech:20160822171351j:plain (最終発表会では審査員からの厳しい?!フィードバックも)

その3:プロから学ぶ

これまで「どう伝えるか」という部分にフォーカスしてきましたが、伝え方以上に「誰が伝えるか」も大きなポイント。尊敬できるプロから学びたいというのは自然な気持ちだと思います。手前みそながら、クックパッドはWEBサービス開発に関するプロフェッショナルの集まりです。そのため、事業戦略からサービス開発、ユーザーサポートに至るまでWEBサービスづくりに関わる研修については、社内の各分野のプロフェッショナルが講師となり研修を内製化しました。結果、3ヶ月の研修を行うにあたり、全部署、総勢50名以上!の方にご協力頂きました。

以下、一部をご紹介。

<サービス開発研修>

クックパッドのサービス開発に関するインプットと2週間の実践編からなるサービス開発研修。 インプット編のラインナップはサービス開発の基本的な考え方からプロダクトの検証まで幅広い内容。

f:id:cookpadtech:20160823163649j:plain (サービス開発研修は毎年社員からも受けたい!という声が続出)

<プログラミング研修(総合職・デザイナー職)>

クックパッドで働くうえで技術の理解は職種問わず必要な武器! というわけで、総合職・デザイナーはプログラミング研修、エンジニアはインフラ研修を実施。プログラミング研修は、マークアップ言語入門、問い合わせ言語 (SQL) 入門、プログラミング(Ruby)入門の全4日間三部構成。

f:id:cookpadtech:20160823150909j:plain (人事部長兼エンジニアが直々の指導)

<インフラ研修(エンジニア職)>

社内ISUCONの開催なども盛り込まれたインフラ研修。詳しくはクックパッド開発者ブログへ!

f:id:cookpadtech:20160822173654j:plain (社内ISUCON中の新卒チームの様子。ワイワイしながらもみんな真剣!)

まとめ

クックパッドは新卒採用を始めて2016新卒で4期目(総合職は3期目)。体系立てた育成の仕組みがない部分もまだまだありますが、全社員が新卒の成長を想い、自分たちの知識・経験・ノウハウを伝承していくことでクックパッド自体も組織として育っていく、そんな育成の場を創っていきたいなと思っています。

新入社員研修が終わってからが彼らの本当のキャリアのスタート。 研修が彼らの成長を加速する土壌となりますように!

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